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バイオガソリンは植物性

バイオガソリンとは植物からできたエタノールとガソリンを混ぜて作るガソリンのことで、例えばサトウキビや小麦などの植物を原料にしています。この原料は二酸化炭素(CO2)を吸収した植物であるため、燃やしても大気のCO2増減はゼロに等しくなり、二酸化炭素の排出抑制に有効なのです。ブラジルなど一部の国ではすでに石油に代わる燃料として普及しつつあります。
地球温暖化の抑制を目指す日本やアメリカ政府などは、二酸化炭素の排出削減を狙ってバイオガソリン活用を促していますが、それにも拘らず、こうした自動車大国からのバイオ燃料の需要増加によって、原料になる植物などの価格に影響して上昇傾向になっています。
販売されているのは、エタノールをETBEという化合物に加工したものを、ガソリンに混ぜて出来上がった燃料です。

バイオガソリン導入

政府はバイオガソリンをはじめ、その他のバイオ燃料を関係分野において、利用拡大を図るように本腰を入れています。環境省はすでに沖縄県の宮古島において、サトウキビの搾りかすを原料にしたエタノールの生産をしています。そして、バイオガソリンを燃料にして島内の車で実験的に研究を進めています。
また環境省と大阪府は堺市を拠点にして、廃木材を使ったエタノールを生産するプラントを完成させました。バイオガソリンは昨夏から販売を開始しました。
自動車用のバイオ燃料は、ガソリンに3%のエタノールを直接混合する方式をとっており、「E3」と呼ばれるものです。混合の仕方には直接混合と間接混合(ETBE)があり、どちらが良いのか長所を競い合っている状態です。
バイオガソリンの利用は世界的にも広まりつつありますが、一つ考えなければならないのは、原料がトウモロコシなどの植物に偏り過ぎていることで、食糧価格の高騰を招いたり食糧が不足するなどを招く可能性があることです。バイオ燃料が普及するのはいいことですが、その一方で途上国においては、飢餓が拡大する可能性が考えられとても心配です。

バイオガソリンを販売

バイオガソリンは地球温暖化防止をめざして、二酸化炭素(CO2)の排出を減らすために欧米では既に導入されており、日本でも本格的な販売が始まったところです。
バイオガソリンの元売り各社は販売する給油所を平成20年度に100カ所を目指して順次拡大する予定です。22年度に全国規模に広げる計画で、初年度は1日500キロリットル程度販売する計画になっています。ただ、バイオエタノールの国内生産が間に合わず、輸入に頼らざるを得ないのが現状のようです。
出荷式では、石油連盟会長は「使うことで直接、地球環境対策に取り組む意識が持てる画期的なプロジェクトだ」と挨拶しました。その後タンクローリーに積み込まれたバイオガソリンが各給油所に向けて出発して行きました。
バイオガソリンは、「ETBE」即ち植物から造られたバイオエタノールを合成した物質を7%の割合でガソリンに混ぜて作ったもので、一般のガソリンと変わらず同じようにして自動車に使用します。ドイツやフランスなどは既に導入しおり、アメリカやブラジルではバイオエタノールを直接混ぜたガソリンが販売されているということです。